
いよいよ、『せいもん払い』が始まるよ。
みんな、せいもん払いって、なんか知っとう?
簡単に言うと、明治時代に、川端から始まった『セール』
『大売り出し!』のことよ。
セールって言ったら、なぁんだ!
と思うかもしれんけど、
バーゲンセールやらなかった時代にはじめたんやけんね。
それはそれは大変やったみたいよ。
明治時代、博多の漬物屋『金山堂』の八尋利兵衛さんが、大阪に行ったとき、蛭子市(えびすいち)の誓文払いが、大繁盛しとうのを見て、
『博多でもこの賑わいを、再現したい!』と思ったげな。
それで、博多の商人に提案するけど、
その当時の『大売り出し』といえば、店が倒産した時にするものやったげな。
だけん、そりゃ喜んで参加する人は、おらんよね。
交渉は、だいぶ難航したらしいよ。
でも、なんとか27店の協力を取り付けて、
1879年(明治12)、年の暮れに、初めて『誓文晴れ』(当時のいい名)が実現したとって!
他にも、利兵衛さんは、博多の街の発展のためにいろんなアイデアを出してるとよ。
すごか人よ。
でもその話は、またの機会に❗

少し前までは、せいもん払いの頃は、かなり寒くてね。
外のワゴンのとこに立って売出しするけん、寒くて寒くてたまらんとよ。
だけん、お酒飲んで、身体を温めながら、仕事しよんしゃったよ。
あくまでも、寒いけん飲むとよ😁
まぁ、お祭りみたいでそれも楽しみのひとつよね🎶
今は、地球温暖化で、せいもんの頃は、そんなに寒くないもんね。
おすもうさんやら、浴衣着とんしゃーもん😆
明治12年に、僅か27店ではじまった『せいもん払い』
今では、福岡のいろんな街で、やってるよ。
歴史ある大売り出し、ちょっと寄ってみらんね。
川端商店街では、福ぽんが待っとりまーす
ならね
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